杉本子(シゲル)乾板写真展

Posted on 07 3月 2015

_MG_1707

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月になり、梅の花が咲き始めました。

ようやく少し春めいてきたようです。

宇治のナナクモでは3月20日(金)から、杉本 子(シゲル)さんの遺作・乾板写真展を開催します。

シゲルさんは1900年(明治33年)岡山に生まれました。

倉敷の大原孫三郎氏を通じて民芸運動の人々とも交流を持ち写真活動を行っていましたが、

結婚を機に岡山市内で第一号となる「杉本子写真館」を始めました。

どういういきさつでシゲルさんの写真展を開催する事になったのかを少し触れておきます。

店の工事も終盤に入っていた去年の6月のこと、

友人のグラフィックデザイナー・松尾エリちゃんから、

「祖父のカメラが行き場がなく困っている」と相談を受けたのがきっかけです。

おそらく昭和のはじめに日本で作られた写真機でした。

鉄の脚に据え付けられた立派なカメラは職人さん達の手作りのしろものです。

実際の使用は今のところ無理ですが、修理をすればまだまだ使えそうです。

写真家として生きられた大先輩の愛機を引き取らせてもらう事になりました。

そのときにカメラ以外に何枚かの乾板写真が木製のホルダーの中から出てきたんです。

それは一瞬カビ臭く、埃もついていましたが、

写っていた画像は生々しく当時の空気を孕んでいるように思えた。

縁というのだろうか、不思議な巡り合わせを感じた僕は、

大げさな事はできないけれどシゲルさんの写真をナナクモで展示することにした。

そんないきさつで時期もちょうど良い春の彼岸から4月5日(日)まで、

乾板写真10数点と当時のゴム印画法のプリントなどを展示します。

シゲルさんが写し撮った、昭和初期の時代の空気をご高覧ください。

 

会期中ですが21日(土)は、

地元山城の製茶農家「孫右衛門」6代目の太田博文さんによる、

美味しい抹茶の点て方のワークショップを行います。

14時〜16時までです。

席数は20席限定ですので参加を希望される方は予約をお願いします。

 

books&folkart  ナナクモ

宇治市宇治妙楽144番地

電話0774−21−8118

 

森善之


No responses yet. You could be the first!

Leave a Response

You must be logged in to post a comment.

Recent Posts

Tag Cloud

早池峰山 JAPANGRAPH ジャパングラフ 

Meta

JAPANGRAPH ブログ is proudly powered by WordPress and the SubtleFlux theme.

Copyright © JAPANGRAPH ブログ



WP SlimStat