出雲から大田へ

Posted on 15 12月 2013

スキャン 11


10月25日から27日の早朝にかけて出雲大社のお膝元である大社町で、

大土地神楽の取材に行ってきました。今回も僕は染川に同行しての島根行きです。

10月とはいえちょうど寒波がやってきていて、夜を徹しての神楽奉納はとても寒いものでした。

大社町は歌舞伎の始祖である出雲の阿国のふるさとであり、

町衆が歌舞伎を演じるようになった先駆けのような歴史を持つのがこの大土地神楽です。
スキャン 3約400年受け継がれているという伝統を持っている。

何より周りの人たちがやんやの喝采を送ったり、飛び入りで観客の子供が舞台にあげられたりと、

演じる人たちと観る人たちが一緒になって、場の空気を盛り上げている様子がなごやかで独特の雰囲気だった。

今年は大社の御遷宮が行われ、例年に増して多くの人たちが出雲を訪れているという事です。

翌月は神在り月にあたり、そうとうの混雑になる事でしょう。

 

スキャン 9その日、染川は名古屋へと移動して、僕は大田の五十猛という小さな漁港へ、

漁師さんの巻き網漁の取材へと向かう。さいわい低気圧も去り海は凪いでいるとの事。

夜の1時30分に港へ集合し、そのまま船は夜の海へと出港。

約4時間くらいエンジンルームで仮眠していたら漁場に到着。

まだ薄暗い甲板に出ると漁師さんたちが早速網を入れ始める。

水深約100メートルの底に網を落として、それを1時間くらい船で引く。

網をあげると目当てのカレイとタラが網の口から甲板になだれ込んでくる。

スキャン 5またすぐに、次の網を落として、底を引く間に今あげた魚の仕分けが始まる。

結局この日は夕方の5時に大浦の港に戻った。

凪ぎとはいえ素人の僕には低気圧が去ったばかりの海は十分にうねっていた。

揺れ続ける船の上での選別作業や箱詰め作業は、実際に体験してみると想像以上にきつい仕事だった。

朝と昼の2回の食事はもちろん船の上ですばやく作る。

一番若い隆二君が食事当番だった。とれたてのタラのみそ汁はおいしかった。

15時間も漁船に乗ったのは初めてだし、丘にあがってもこの日はずっと頭が揺れていた。

 

 

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森善之


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