10月の予定。
Posted on 26 9月 2018
ジャパングラフ8号・兵庫は11月後半の出版を目指して、現在作業を進めています。
瀬戸内海から日本海へと通じている兵庫はとても魅力的です。
ヒョウゴスラヴィアという人もあるほどに、多くの人種が暮らす土地でもあります。
今回も乞うご期待ください。
宇治のナナクモでは、
10月5日(金)から 「木工三人衆」 と題した関西在住の木工作家たちの展示があります。
木工は日本の風土に根を下ろした古くからの技術ですが、
今回ご紹介する三人の作家たちの仕事は、
現代の暮らしの中に求められる潤いや、優しさや想像力をもたらしてくれるものばかりです。
永尾博司さんは南山城村の廃校・旧田山小学校にアトリエを持ち、
照明デザイナーとして活躍したキャリアを持つベテランです。
使いやすくて優しいカトラリーを中心に、様々な照明器具も作っています。
ナナクモでは里山百貨店でもおなじみの作家です。写真は愛らしいサクラの小皿です。
門真市の家具工房・ZOOを主宰する永田健一さんは、
椅子やテーブルから小さなキャビネットやキッチンまで作ってしまいます。
時には廃品を再利用していろんな作品を手作りしています。
永田さんの作品には人柄そのままな暖かさと懐かしさが現れています。
写真はウォールナットを使った、壁に掛けることもできる小さなキャビネットです。
ロクロ挽きの前衛的な作品を作り続けています。
時には自分で漆を手塗りしていることもあります。
佐古さんの作品にはルーシー・リーや黒田泰蔵さんの作品に通じる洗練された潔さと緊張感が感じられます。
写真はケヤキで作られた大きな丸いくり抜きテーブルです。
是非ご覧ください。
10月6日(土)は17時から作家たちを囲んでささやかなお披露目会を開きます。
お料理は 「佳奈亭」さんが作ってくださいます。美味しいお酒も用意しております。
無料ですのでどなた様も遠慮なくおいでください。
森善之
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