パーントゥ 奥村達也写真集を出版しました。
Posted on 26 9月 2019 | No responses
9月20日に沖縄の宮古島につたわる来訪神
・パーントゥの写真集を発行しました。
ジャパングラフでもおなじみの奥村達也氏が、ジャパングラフでの取材をきっかけに3年にわたって取材を続けてきたものです。
村をあげての準備から始まり、
老若男女が来訪する神様に泥を塗られて嬉々とする、
生々しい人々の表情が、
リアリティの欠けた現代の世の中には、
とてもインパクトのある神事として伝わる内容となっています。
是非手にとってご覧ください。
出版に伴い添付のように2箇所で、
趣のことなる記念展を開催します。
トークイベントでは奥村達也氏の体験談も踏まえて、
裏話も含めていろんな話が聞けることと思います。
ご都合の合う方は是非お出かけください。
今回の出版にあたり、
宮古島の島尻集落の自治会長・宮良保氏を始め、
島尻自治会の皆さん、背年会の皆さん、
そして島尻購買店に多大なご理解とご協力をいただきました。
ブログで恐縮ですが改めてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
そして制作にあたっては、
アートディレクターの佐古田英一氏とデザイナーの川上利男氏に、
忙しい中をがっぷりと取り組んでいただきました。
おかげさまで素晴らしい本になりました。
島尻の皆さんと佐古田さん、川上さん、そしてシナノ印刷さんに感謝しています。
森ひろ子さんと脇山さとみさんによる、
「トレベル・vol3」が開催中です。
8月に約1ヶ月に渡る欧州旅行から
帰国したばかりの森ひろ子さんの、
ほやほやのエキゾチックな絵の
数々が並んでいます。
脇山さんは、
いつものようにシンプルな造形と、
手の込んだ絵付けがさらにパワーアップしています。
不思議なおじさんやおばさん達も元気です!
10月12日(土)、13日(日)はchie cafeもオープンします。
秋空の広がる心地よい季節になってきました。
是非、秋の宇治へトラベルしてみてください。
森善之
夏休みです。
Posted on 8 8月 2019 | No responses
山田祐基さんの展示「I am water」は7月21日に無事終了しました。
会期中は近在をはじめ、高松や鳥取、松本、東京、神奈川などの遠方からも、
多くの方々においでいただきありがとうございました。
お知らせです!
宇治のナナクモは8月は1ヶ月間休ませていただきます。
来月の9月6日(金)からスタートします。
春から準備していた七雲のホームページが公開されました。
https://nanakumo.jp / 是非ご覧ください。
今年も災害級の熱暑と言われていますので、
皆様も体調管理には充分に気をつけてください。
9月21日(金)からは脇山さとみさんと森ひろ子さんによる、
「トラベル展・Ⅲ」を開催する予定です。
さらにパワーアップしている脇山さんの陶芸と、
現在ヨーロッパ歴訪中の森さんの絵の世界をぜひお楽しみください。
それからもう一つ、
ジャパングラフでもおなじみの写真家、
奥村達也氏の作品集「パーントゥ」が、
9月中旬に七雲から出版されます。
沖縄の宮古島で毎年10月に、
続けられている奇祭「パーントゥ」を、
泥まみれで3年にわたって撮影された圧巻の力作です。
同時に出版記念展を添付のように予定しています。
こちらもどうぞご期待下さい。
森善之
山田祐基個展・I am water
Posted on 3 7月 2019 | No responses
遅い梅雨に入り、不快な毎日が続いています。
とはいえ今週7日はなんとなく待ち遠しい七夕ですね。
宇治のナナクモでは久しぶりとなる YAMA・山田祐基さんの個展を7月5日(金)より開催します。
波照間島の広告塔として公式にハテルマンを名乗り、
波照間を題材とした個展を 2015、16年とナナクモで開催してきました。
現在は東京に居を移して作品制作に励んでいます。
「 I am water 」と題された今回の展示は、彼の一連の活動である「水丸」や「波照間」と、
深く繋がりを持ち、必然的に生み出されてきた作品であるとも言えます。
水・海・光・陽・闇・そして植物や生き物たちと、決して眼には見えないものが、
その平面に書き込まれているかのように感じられます。
不思議な浮遊感が持つ不安と平安。
多層な世界と多様な生き物たちの調和。
そして眼には見えるはずのない存在の大きな懐を、感じてもらえることと思います。
作家在廊予定は7月5日、6日、7日、20日、21日となっています。
是非この機会に宇治へ足をお運びください。
森善之
アトリエひこのポートレート展3
Posted on 16 3月 2019 | No responses
3月9日から31日まで大阪梅田のグランフロントにある無印良品さんの展示スペースで、
ジャパングラフ8号・兵庫のポスターと本誌ページの抜粋が展示されています。
同時にバックナンバーの販売もしていますので、
近くに出かけられる方は是非お立ち寄りください。
宇治のナナクモでは今回で3回目になる、
アトリエひこのポートレート展が 3月29日(金)から始まります。
締めくくりとなる今回は、昨年に森善之がアトリエの横にある、
文化住宅の壁の前で撮影したひこの作家たちのポートレート写真を、
全紙サイズのモノクロームの銀塩写真に引き伸ばし、
それに作家たちが思うままに描く、という試みです。
作品/嶋谷歩美
障害を持つ作家たちが自分自身や写真というものをどのように捉えているのか、
自らを見つめる眼差しと世界との境界線のありかや、
その心情までもが垣間見れる興味深く、意義深い展示になると思います。
撮影をした僕の個人的で一方的な感想ですが、
アトリエに行き狭い路地で彼らと向かい合っていると、
「人間ていとおしいなあ。人って愛せるんちゃうかな」と感じるようになりました。
それだけ日常的に人をいとおしいと感じることがないのかもしれません。
是非、期間中に宇治へお越しください。
きっと桜も咲き始めることでしょう。
会期中の4月13日(土)、14日(日)の2日間は、
おなじみの梶屋実花さんが実カフェをオープンしてくれます。
和歌山のフルーツを使ったスイーツとドリンクをお楽しみください。
会期は4月14日(日)までとなります。
森善之
8号・兵庫が来月発刊します。
Posted on 22 11月 2018 | No responses
今年の冬は暖冬だと言われていますが、
ようやく秋も深まり、
寒い日が続くようになりました。
7号・沖縄から約1年と5ヶ月が過ぎました。
予定より少し時間がかかりましたが、
8号・兵庫が12月中旬に仕上がってきます。
書店に並ぶのは12月20日あたりになると思います。
楽しみにしていただいた方々には大変お待たせしました。
実感として「兵庫は広かった」と感じています。
瀬戸内に面した海岸沿いや四国へとつながる淡路島。
内陸部には宍粟やたつのや三木、三田から丹波、篠山などの田園に囲まれた里山を残す地域があり、
さらに北には養父や朝来、豊岡や香美町など美しい山と日本海に面した地域があります。
可能な限り広いエリアを取材に回ったつもりですが、
限られた紙面であり、残念ながら今回は取り上げられなかった場所や人たちには、
大変申し訳ありませんがご容赦ください。
ともあれ、内容は充実したものと思っています。
ぜひご期待ください。
展示は来年の1月5日から神戸市のアートビレッジセンターで開催します。
新年早々ですが10日(8日は休舘日)までの5日間です。
http://www.kavc.or.jp
初日の5日は14時から参加作家さんたちとゲストをお招きしてトークイベントがあり、
17時からは地元神戸のブルースシンガー・光玄さんのライブがあります。
お正月気分で是非お越しください。
そして今号は淡路の食品会社、淡路マルマサフードさんの後援により、
本紙とは別にB4サイズのタブロイド紙を先行にて発売します。
限定500部のみですが本紙とはまた一味違う迫力のあるサイズです。
こちらもどうぞよろしくお願いします。
それからもう一つ、こちらも出版のご案内です。
以前の島根号でお世話になった松江のDoorさんから、
去る11月11日に「忠吉語録」が出版されました。
この本は、木次にある木次乳業の現会長であり創始者でもある佐藤忠吉翁の言葉を、
長年にわたって聞き取られた野津恵子さんという主婦の方が、
自身の子育て中の悩みごとの救いを忠吉さんの言葉から見出された、という経験から、
同じように悩みごとを抱えている多くの方々に知ってもらいたいと出版されたものです。
それらの言葉はどれも忠吉翁ご自身の経験から出てきたとても大切な知恵に満ちています。
是非手にとって読んでいただきたい1冊です。
宇治の七雲でも扱っていますが、
出版元の連絡先を掲載しておきます。
お近くの方は是非 松江のDoor さんへ。
DOOR BOOKS
高橋香苗さん
〒690−0015
島根県松江市上乃木1−22−22
電話0852−26−7846
森善之
10月の予定。
Posted on 26 9月 2018 | No responses
ジャパングラフ8号・兵庫は11月後半の出版を目指して、現在作業を進めています。
瀬戸内海から日本海へと通じている兵庫はとても魅力的です。
ヒョウゴスラヴィアという人もあるほどに、多くの人種が暮らす土地でもあります。
今回も乞うご期待ください。
宇治のナナクモでは、
10月5日(金)から 「木工三人衆」 と題した関西在住の木工作家たちの展示があります。
木工は日本の風土に根を下ろした古くからの技術ですが、
今回ご紹介する三人の作家たちの仕事は、
現代の暮らしの中に求められる潤いや、優しさや想像力をもたらしてくれるものばかりです。
永尾博司さんは南山城村の廃校・旧田山小学校にアトリエを持ち、
照明デザイナーとして活躍したキャリアを持つベテランです。
使いやすくて優しいカトラリーを中心に、様々な照明器具も作っています。
ナナクモでは里山百貨店でもおなじみの作家です。写真は愛らしいサクラの小皿です。
門真市の家具工房・ZOOを主宰する永田健一さんは、
椅子やテーブルから小さなキャビネットやキッチンまで作ってしまいます。
時には廃品を再利用していろんな作品を手作りしています。
永田さんの作品には人柄そのままな暖かさと懐かしさが現れています。
写真はウォールナットを使った、壁に掛けることもできる小さなキャビネットです。
ロクロ挽きの前衛的な作品を作り続けています。
時には自分で漆を手塗りしていることもあります。
佐古さんの作品にはルーシー・リーや黒田泰蔵さんの作品に通じる洗練された潔さと緊張感が感じられます。
写真はケヤキで作られた大きな丸いくり抜きテーブルです。
是非ご覧ください。
10月6日(土)は17時から作家たちを囲んでささやかなお披露目会を開きます。
お料理は 「佳奈亭」さんが作ってくださいます。美味しいお酒も用意しております。
無料ですのでどなた様も遠慮なくおいでください。
森善之
7月の予定。
Posted on 8 7月 2018 | No responses
この3日ほどの大雨で西日本は大変なことになっています。
年々雨が激しく降るようになり、
過去にいつどこで水害があったかが覚えられなくなるほどに、
あちらこちらで頻繁に被害が出る時代になってしまいました。
被災された地域の方々には心からお見舞い申し上げます。
ナナクモでは6日から 脇山さとみ(陶)さんと 森ひろ子(絵画)さんの二人展、
Traveling パート2が始まっています。
可愛いくアンニュイな空気感の脇山さんの作品と、
今回は初めてのガラス絵に挑戦した森さんの不思議な世界を是非ご覧ください。
6、7、8、16日は森チエ子さんの chie cafe がオープンします。
すべてに出汁を使ったスイーツが驚きです。
14、15日はおなじみの 実 cafe がオープンします。
もちろんこの季節なのでかき氷をご用意しています。
どちらも是非召し上がっていただきたいものばかりです。
そろそろ梅雨も明けそうです。
一足早い夏を味わいに是非宇治へトラベリングしてください。
森善之
5月の予定。
Posted on 24 4月 2018 | No responses
アトリエひこの「ポートレート2」の展示は4月22日で終了しました。
会期中は好天にも恵まれ多くの方々にご来場いただきありがとうございました。
ブログ上にてお礼を申し上げます。
屋根うらの展示室や作家たちのポートレート写真も好評でした。
5月から6月にかけて、日程がまだ決まっていませんが、例年通りカゴ展を開催する予定です。
日本国内で採られた材料で作られた、
素朴で質実なものが揃います。
是非お越しください。
ナナクモは勝手ながら4月27日(金)から5月4日(金)までは、
都合によりお休みさせていただきます。
ゴールデンウイーク中は5日、6日のみの営業となりますので、
ご来店の際はご注意ください。
森善之
アトリエひこ ポートレート2
Posted on 24 4月 2018 | No responses
4月6日(金)からナナクモでは、
昨年に引き続きアトリエひこの作家たちによる、
ポートレート展を開催しています。
今回は14名の作家の作品を展示しています。
ポートレートと題するように人物が描かれた作品が主体ですが、
作家の内面を表現している抽象画や風景も含まれています。
作為や意図とは懸け離れた純粋な衝動によって、
姿を現わす作品は見る人の心を潤してくれる力を持っています。
今展から新たに屋根うら展示室をオープンします。
週末は是非新緑の薫る宇治へお越しください。
14日(土)、15日(日)は波照間展でもおなじみの、
梶谷実花さんの実カフェがオープンします。
今回は2日限定ですがスイーツとドリンクのみを予定しています。
乞うご期待!
3月は e t t のライブがあります。
Posted on 1 3月 2018 | No responses
ずいぶんと空気もぬるみ、春の気配が立ち込めてきました。
2月はお休みしていましたが、
3月2日(金)から宇治のナナクモはいつも通り営業します。
その日から大阪市北区のイトヘンさんでは、
森善之の作品集「面影の伽耶」の出版記念展が始まります。
B5サイズですが88ページで、モノクロームの2色刷りの写真集です。
1980年代の韓国の人々や街が魅力的です。
ナナクモにも置いていますので是非ご覧ください。
合わせて今月はこの作品集を作るきっかけを与えてくださった、
対馬の小林東五先生の書と陶芸作品を、少しではありますが展示させていただきます。
平成十七年に古希を迎えられ作陶活動は止められましたが、
ご縁があって先生から頂いた書や掛け軸と花器や酒器などをご覧いただけます。
現代の日本にあって東五先生は稀有な存在であり、敬愛してやまない偉人でもあります。
そして23日(金)は久しぶりの e t t のライブが決まりました。
ケイさんの趣のあるアコースティックギターの音と、
さゆりさんのやわらかな歌声が、もうすぐそこまで来ている春を、
より近くに引き寄せてくれそうなそんな夜になることでしょう。
もうすでにファンだという方も、まだ聞いたことがないという方も、
23日は是非 e t t のライブへおいでください。
詳細はチラシをご確認ください。
森善之